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中央ユーラシア史 (新版 世界各国史)
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| ジャンル: | 歴史,日本史,西洋史,世界史
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| 人気ランキング: | 103827 位
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中央ユーラシアという地域概念から大胆に歴史をみる
厳密な理屈からいうと、「中央ユーラシア」という地域概念を採用しているので、「各国史」ではないが、これらの地域は近年国民国家として独立したばかりであり、共通の文化・歴史的基盤を持つため、このような用語を用いる意味がある。
本書はこれらの地域についてのほぼ初めての通史で、ソ連の崩壊や未公開資料の発見、考古学的研究の進展などを踏まえてかかれたものである。旧版の「各国史」では「北アジア史」「中央アジア史」とされていた部分に相当する。
地誌学、考古学的な観点からこれらの地域の特徴を概説し、言語圏などを確認した後、中国とのかかわり、クシャーン朝やウイグルの興亡、イスラーム化、トルコ化、モンゴル、ティムール帝国の征服、そしてソ連の併呑、独立など骨太の歴史が展開される。相当に充実した、読み応えのある一冊となる。
ややなじみのうすい地域であるため、王朝系図、参考文献、年表が充実しているのはありがたい。
「中央ユーラシア史」
ソ連から独立した中央アジア、新疆ウイグル自治区、チベット、モンゴル…… 列挙するとばらばらなように思えるこれらの地域は、歴史の様々な地点でかかわりを持ちながら現在にいたっている。それらの地域を「中央ユーラシア」という言葉を用いて一体に把握する試みが結実した作品といえよう。
特異な歴史、面白い歴史
中央ユーラシアの歴史を、旧石器時代から説き起こし、世界史を動かす強力な存在から、ヨーロッパ、中国という先進地域にはさまれた「周縁」へと変貌していく様子が、豊富な参考文献のもとに書かれています。非温帯の歴史というただでさえ私たちにはなじみのうすいものに、錯綜する多数の民族、宗教、地域が描かれるさまは、読んでいて知的好奇心を喚起されるものです。ただ、内容が高度なので、予備知識のない人が読むには難しいというのが難点といえば難点ですが。
山川出版社
文明の十字路=中央アジアの歴史 (講談社学術文庫) 南アジア史 (新版 世界各国史) 西アジア史〈2〉イラン・トルコ (新版 世界各国史) 東南アジア史〈1〉大陸部 (新版 世界各国史) 西アジア史〈1〉アラブ (新版 世界各国史)
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